ドセタキセルによる永久的な脱毛症について

投稿者 : UzuhashiYukiko on

こんにちは、シスターズ★ウィッグスのゆきこです。

 

今回はみなさんに注目して欲しいニュースを記事にしました。

 

米国ではタキソテール(ドセタキセル)で訴訟問題が起こっています。

乳がんサバイバーとその家族の10,000人以上の集団訴訟となり、

訴訟はまだ進行中であり和解はまだなくその波紋は広がりを見せています。

 

アメリカでは乳がん患者の化学療法の75%にタキソテールが処方されていると推定されます。

その中の10~20%は永久に脱毛したままという副作用に苦しんでいることが分かっています。

 

 シスターズ★ウィッグスのお客様には、乳がんサバイバーが多くいらっしゃいますが、やはりドセタキセルによる治療が終ってもなかなか髪が戻ってこない方がいらっしゃいます。

 

訴訟の焦点は、タキソテールの製造業者であるサノフィ・アベンティスおよび他の製造業者は、タキソテールが永久的な脱毛または脱毛症を引き起こす可能性があることを知ってい たが、医師および患者にリスクについて警告しなかったことにあります。

 

日本ではどうでしょうか?

私の周りでは、お客さま、友人にやはりドセタキセル治療後2年、3年経っても髪が戻らない人がいます。

お客さま、友人は、治療に当たって医師や看護師より治療後は必ず髪は生えてきますと説明を受けていました。

また、多くの病院のホームページで抗がん剤治療を受ける患者向けの情報ページにて治療が終われば脱毛は必ず元通りに戻りますという説明がされています。

 「必ず」という言葉が使われているのも気になるところです。

 

ただ、医療の現場では命を重要視する一面があります。

例えば喉頭癌で

つんくさんは、声帯を摘出しましたが

忌野清志郎さんは、違う選択をしました。

両者のその生き様は人々に生きるということの意味を考えさせられ、特にガンと共に生きる人々は勇気づけられているのではないでしょうか。

 

私が、看護師として働いていたころも、患者さんを不安にさせないことや勇気付けることを最も重要にして声かけをしていたように思います。

 

しかし、米国の裁判がどう進展するかはさておき、

この事実(ドセタキセル治療後の永久脱毛)を認識し意識を変えていかなければならないと思います。

乳がんの治療は、選択が多岐多様であり、長い道のりになります。

患者自身が納得し選択していくことが重要です。

その選択の過程で信頼を裏切られてしまうと、その長い道のりは心が乱れ人を恨み、まるで地獄と化してしまうのではないでしょうか。

 

長い記事になりましたが最後までお読みくださりありがとうございます。

 

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